神奈川県建設労働組合連合会

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「オレたちも力になりたい」福島原発生業訴訟を学ぶ(県青協)

2016年3月28日

 3月25日、県青協「生業(なりわい)訴訟を通じて知る、福島の今」と題した学習会を開催しました。

 生業訴訟は国と東電に対し、賠償だけでなく、健康や地域の自然環境、生業などあらゆる被害の回復を求めており、全国で初めて裁判官による現地の検証が行われるなど、画期的な裁判となっています。

 弁護団の中瀬奈都子弁護士を講師に招き、故郷と生業を失った原告の方々の声や、被害者を分断し追い打ちをかける国の分断政策など、知れば知るほど怒りを禁じえない内容でした。

 参加した仲間からは「政府の線引きによって被害者である福島の人達同士で仲が悪くなるという話がショックだった」「中瀬さんが生涯この裁判と関わっていくという言葉に心を打たれた。私たち建設の人間も力になりたい」といった感想が寄せられました。福島に想いをはせ、一言も聞き漏らさないようにする青年部の仲間の姿が印象的でした。

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