見積り学習会開こう 要求すれば勝ち取れる

建設春闘、賃金・単価引き上げの運動が活発に取り組まれています。黄色を統一カラーにした賃上げ運動である「イエローアクション」や県内建設現場の一斉訪問など、昨年成立した改正担い手3法を根拠に、仲間の要求を自信をもって伝えています。
春闘に先駆け神建連では、企業や行政に対して示す「要求賃金」を話し合いました。仲間の賃金実態や今後の運動の進め方について、各組合・支部で討議し、「月収100万円・年収1200円」を要求額としました。
討議には1596人の仲間が参加。「ガソリン・資材高騰で生活にゆとりがない。賃金が行き渡る仕組みが必要」「子どもにお金がかかる。物価が上がりすぎて生活が苦しい。週2日休むと厳しい」と、苦しい実態が語られました。
町場の仲間からは「エンドユーザーからは高い金額を貰えない」「安い方に流れてしまう」など厳しい受注の実態が語られ、社会全体が疲弊している構造も見えました。
一方、「目指す賃金を見積もり、請求する学習会をやった。実際に要求して勝ち取った仲間がいた」との事例も出されました。
「誇りの持てる建設業を」神奈川土建・サッシ工(上の写真)
青年で話すと必ず出てくるのが「賃金が低い」「労働時間が長い」「休みがない」の3つ。どんなに働いてもボーナスはなし。朝早く夜遅いのに割増賃金もなし。週休2日が当たり前の世の中で、建設業は日曜休みが常識。計算すると年間67日世間より多く働く。それでも収入は同じかそれ以下。こんな建設業、誰がやりたがるんですか。
誰も自分の子どもに建設業をやってもらいたいと言わない。自分の仕事に誇りを持てる、子どもや若い世代に勧められる建設業を作らないといけない。賃上げこそが処遇改善への最短ルートです。私たちは声を上げて適正価格・賃金を要求できる社会を作っていかないといけない。みんなで社会を変えていきましょう。