
要求賃金について、「高すぎるのでは?」と思う仲間もいるかもしれません。しかし、仲間が多く従事する大手ゼネコン・住宅メーカーに目を向ければ、過去最高の売り上げを計上し、経常利益も増やしています。社員の平均年収が1000万円を超えている企業も珍しくありません。大和ハウスは2026年度の新卒採用で、大卒の初任給を35万円としています。完全週休2日で年間休日は123日です。
現場で働くのは私たちの仲間です。私たちがいなければ大手は企業活動をすることすらできません。私たちが要求するのは「安心して暮らせる賃金」です。要求賃金は「生計費原則」という考え方に基づいています。賃金が、衣食住や家族の健康維持はもとより、子育てや教育、介護から余暇の活動まで、日常生活で必要となる経費を賄えるものでなくてはならないという考え方です。
組合が行った仲間への賃金アンケートの実態と、神奈川県の全産業との年収を比較(上の表)すると、30代後半から格差が広がっていきます。この異常事態を正すため、自信をもって要求賃金を掲げていきましょう。