神奈川県建設労働組合連合会

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【2024総決起集会】建設労働者の要求かかげデモ行進 県に2万8404筆の請願届ける

2024年10月3日

建設職人の要求を思いきり街頭へアピール

神建連は9月17日、「賃金引上げ諸要求実現総決起集会」を関内ホールで開催、全県から571人の仲間が結集しました。集会後は県庁へ向けデモ行進を行い、2万8404筆の個人請願署名を神奈川県へ提出しました。

菅野会長は挨拶で、能登地震の応急仮設住宅建設に神建連から延べ70人が参加したことを報告。「建設職人は地域の安全を務める重要な存在」とし、担い手3法成立など処遇改善に向けた情勢にも触れ「賃金引き上げはやっていかなければならない」と呼びかけました。 秋に総選挙が見込まれるとして「インボイス廃止、なくすな保険証の声を強めていきたい」と強く訴えました。
来賓の長谷部全建総連賃対部長は、100万人署名の神奈川の奮闘に謝意を述べ、最低賃金を時給50円以上引き上げようと各地で取り組まれていることを紹介。「技能者の賃金引上げをすべての仲間に行き届くよう取り組みを進めたい」と強調しました。
天野書記長は、能登地震など災害復興に奮闘する建設職人の存在に触れ、「地域の安全安心に欠かせない誇りある担い手にもかかわらず、きつい、賃金安い、時間長いといった劣悪な労働条件」と指摘。処遇改善に向けた長年の賃金運動が法改正に実ったとして「これを武器に新たな賃金引上げ運動を展開しよう」と呼びかけました。
横田組織部長は「政治の動きで生き方を決められるのは嫌だ。政府は何をしてくれるのか。私たちは要求で予算を勝ち取っている」と述べ、強く大きな組織づくりに向け「訪問対話を通じて、苦しみも楽しみも分かち合える月間にしよう」と目標2195人を掲げた、秋の拡大まつりの奮闘を呼びかけました。
 集会終了後は「賃金あげよう」、「若者が育つ建設産業」等と書かれたプラカードを掲げ、沿道に呼びかけながら県庁までデモ行進をしました。
【共同デスク 建設横浜 岡村記者】

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