神奈川県建設労働組合連合会

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【夏の国保予算要求】昨年超える16議員へ要請―11万319枚のハガキを投函

2024年9月5日

建設国保の夏の予算要求として、厚労省に向けたハガキ要請と、地元選出国会議員要請の運動に取り組んできました。
ハガキ要請は全県で11万319枚を厚労省に向けて投函し、組織数の2倍の目標をみごと達成しました。議員要請は、昨年を上回る16人の議員に直接要請を行うことができました。
9月からは厚労省に加え、予算の配分を決める財務省に向けてもハガキ要請を行います。建設国保の守り育てるための運動に多くの仲間の参加で取り組みましょう。

「要請は関係各所へ働きかける根拠に」山本朋広衆院議員(自民・4区比例)

山本議員(右)に要請書を手渡す

要請に対し、「このような要請があることは、我々が関係各所に働きかける根拠にもなる。短い期間で変わらなくとも、訴えを続けることが大きな変化に繋がるのではないか」と話がありました。
厚労省への要請については、後日議員の国会事務所に厚労省幹部を呼び、直接要請を行い、その様子をSNSで発信してはどうかとの提案もありました。

「皆さんの大切な制度、守らなければ」早稲田夕季衆院議員(立憲・4区)

早稲田議員(左)に要請書を手渡す

資料を手渡すと、すぐに「建設国保の件ですね」と反応があり、運動の認知が進んでいる事を感じました。「建設の皆さんにとって大切な制度。守っていかないといけないですね」とし、前回も厚労省にも連絡を入れているとのことでした。
100万人署名についてお礼すると「建設業の担い手確保は本当に深刻な問題。この署名に対して反対なんてできません」と語られました。

国保育成強化「積極的に要請していく」太栄志衆院議員(立憲・13区)

太議員(左から2人目)に要請書を手渡す

国会請願署名へお礼をし、建設国保の今までの取り組みや、要請書について解説しました。議員より、厚労省幹部への要請をしていただくこととなりました。
神奈川土建大和支部の行事にも積極的に参加いただいており、良好な関係を保っています。今回の要請に対しても主旨を理解いただき、「積極的に要請していく」とのお言葉をいただきました。

「低賃金許さない仕組みづくり絶対に必要」青柳陽一郎衆院議員(立憲・6区比例)

青柳議員(中央)に要請書を手渡す

国会請願署名の報告とお礼をすると、署名数と賛同議員の多さに改めて敬意を表していただきました。建設業の担い手不足に深い問題意識を共有いただき、「外国人労働者を含めた賃金の底上げと、低賃金を許さない仕組み作りが絶対的に必要」と力強く話されました。貧富の差が拡大している現状に、「国民の声の高まりが投票行動に反映されれば社会は変わる」と述べられました。

賃上げの原資「発注者の理解が大事」赤間二郎衆院議員(自民・14区)

赤間議員(左)の要請を伝える

国会請願書名のお礼をすると、ご自身も賛同議員に名を連ね、国土交通委員長という立場でもあるので衆議院で通せなかったことを気にされていました。「物価高騰分以上の賃上げがなければ建設産業は衰退してしまう。重層下請構造によるダンピング受注で賃金が削られない仕組みが重要」と説明すると、「何よりも発注者、お客さんに受け入れてもらうことが大事」と話されました。

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