神奈川県建設労働組合連合会

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能登仮設住宅建設に62人の仲間 経験語り合い次につなげて

2024年8月5日

就労した仲間たち 交流を深めた

 神建連は能登半島での木造応急仮設住宅建設で、62人の仲間を派遣しました。6月15日までの延べ人工は1083人となり、被災者への1日も早い仮設住宅の提供に大きく貢献しました。551戸の仮設住宅が引き渡されています。
 今回、インフラが復旧していない状況での派遣となり、宿のトイレをバケツで流すなど、就労者には大変なご苦労をおかけしました。宿泊所から現場まで片道3時間以上かかるなど、過酷な労働条件となりました。就労した仲間を労うとともに、今後の改善点など率直な意見、感想を出し合うため、総括会議を開催し、31人が参加しました。
 仲間からは、人が毎日変わる、材料がない、など通常とは異なる現場状況のなか、周りとコミュニケーションをとり、積極的に動くことの必要性が語られました。全国の仲間との交流が財産になったとの意見も多く出されました。
 神建連で統一のヘルメットを作って欲しい、7月末からの現場は2階建てなので事故のないよう対策して欲しいなどの要望も出されました。職訓校の卒業生リストをつくり、協力体制を整える必要性なども出されました。
 出された意見は今後の事業にしっかりと活かしていきます。

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