神奈川県建設労働組合連合会

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100万人署名 国会で採択21年ぶり快挙「歴史的成果を力に処遇改善すすめよう」

2024年8月5日

参議院において請願が全会一致で採決

 神建連は昨年11月から、「持続可能な建設業の実現に向けた100万人国会請願署名」に全力を挙げて取り組んできました。全国の仲間が取り組んだ署名は119万6248筆に到達。全国会議員の半数以上となる368人の国会議員から賛同署名を得ました。310人の紹介議員を通じ、衆議院と参議院に請願署名を提出しました。
 請願は、衆議院は国土交通委員会、参議院は厚生労働委員会に付託されました。参議院は6月21日の本会議で、「建設労働者の雇用改善、担い手確保・育成に関する請願」が、全会一致で採択されました。全建総連の取り組みにおける国会請願の採択は、2003年の「建設国保組合の育成に関する請願」以来、21年ぶりとなります。
 衆議院での取り扱いは保留となったものの、過去20年間で50万筆を超える請願署名を国土交通委員会に提出したのは、全建総連が唯一です。改正建設業法等の附帯決議において、請願の趣旨が盛り込まれたことは、請願採択と同等の価値があり、極めて大きな成果です。
 この歴史的成果を力に、担い手3法の改正を好機と捉え、現場従事者の大幅な賃金・単価引き上げ、処遇改善、担い手確保・育成に向けて、さらなる取り組みを進めていきましょう。
 署名運動に取り組んだ仲間の皆さんのご奮闘に深く敬意を表し、心から感謝申し上げます。

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