各地で笑顔と信頼生まれた
6月16日、第47回住宅デーが県内およそ100ヶ所で開催されました。各地での仲間の取り組みをご紹介します。
若い仲間が楽しく包丁研ぎ【厚木建職】
厚木建築職組合の住宅デーは、市の広報やタウンニュースで広報を行ったため、多くの市民が訪れました。
子ども向け工作は、大工さんの道具箱づくり。ミニチュア版ながらも、昔ながらの本物の道具箱です。子どもたちは、完成に目を輝かせてよろこんでいました。
どこの組合も包丁研ぎの担い手確保に苦労がありますが、厚木建職では今回、多くの若い仲間が研ぎ手として参加。和気あいあいととても楽しい雰囲気で取り組みました。青年部長の山下誠一さんは、一人でも多くの青年部員が住宅デーに参加してもらいたいと、部員一人ひとりに電話をかけ、参加を呼びかけました。「若い仲間が参加して、少しでも組合を盛り上げたい」と語りました。
【県連 曽我 記】
その日のうちに対応 迅速な連携で仕事確保【神奈川土建横須賀三浦支部】
神奈川土建横須賀三浦支部では12の会場で実施。「包丁研いで貰えると聞いたけどホントですか」と、子どもを抱え受付に訪れたママ。待ち時間に、点検商法のチラシを見ながら住宅デーや建設組合の話をすると、「引越してきたばかりで、誰に相談すれば良いか分からない。近くに組合があり大工さんがいるのは安心。何かあったら相談します」と、最初は不安そうだった表情が和らぎ帰られました。
「瓦が飛んでしまい一度見てほしい」と相談が入ると、すぐに別会場の板金屋さんに電話。その日のうちにお宅へ駆けつけ、見積もりと火災保険の申請などを案内、仕事につながりました。相談を受けた役員は、「その日のうちに信頼できるプロがみてくれる迅速さとネットワークが組合の強み」と胸を張りました。
【県連 菱沼 記】
初めて包丁研ぎを依頼「料理するの楽しみ」【神奈川土建茅ヶ崎寒川支部】
神奈川土建茅ヶ崎寒川支部の住宅デーは、暑さの中多くの参加者で賑わいました。
ご近所の方は、「何かイベントをやっているな」と、子ども向けのヨーヨー釣りや黒板づくりで賑わっているのを見て、お子さんを連れて来場されました。包丁研ぎも初めてご依頼。「切れ味がかなり良くなると常連の方から聞いたので、今から料理するのが楽しみです」と話されていました。
住宅相談も換気扇の交換や窓枠調整など、具体的な案件に繋がりそうな相談がいくつか寄せられました。組合員さんと地域の方の交流だけでなく、仕事の確保にも繋がるよう、話が良い方向に進むことを強く願います。
【森田直実通信員】
「次はいつやるの?」子ども向け企画が大好評【建設横浜】
建設横浜港北支部は、日吉本町駅近くセブンイレブン隣で開催。来場者が多数あり、包丁32丁、網戸張替え48枚を対応しました。クロスの貼り替えや塗装など3件の住宅相談があり、2件が仕事に繋がりました。
「チラシがポストに入っていたので」と来場者。近隣へのチラシをポスティングが多くの来場者につながりました。
子どもがいる家族層に来てもらおうと、ヨーヨー釣りやお菓子配り、紙粘土で手形づくりを企画。歩いていた子どもたちが「やりたい」と、親の手を引っ張って来てくれました。たくさんのお土産に「次はいつやるの?」と笑顔があふれました。
初めて参加した最上鷹被楼トレスさんは、「いろんな役員さんとお話ができて楽しかったですが、かなり忙しくてびっくりしました。網戸張替えが意外に難しく、勉強になりました」と話しました。
【戸井雅一通信員】