能登半島地震における応急仮設木造住宅の大工工事が3月18日にスタートしました。輪島市の町野グラウンドゴルフ場(268戸)、南志見多目的グラウンド(100戸)の2現場に北信越地協の仲間約100人が就労しました。
3月23日現在、最初に大工工事を開始した棟は、界壁の施工、軒天の納めや、瓦上げ・電気工事などの段階まで進んでいます。北風が強く、気温も低いなど厳しい環境のなか、仲間が奮闘しています。CCUSカードのタッチで就業履歴の蓄積が行われています。
今回の仮設建設は、災害地域が半島という地理的制約や、生コンや砕石などの資材の不足により、工程表の作成に大きな困難がありました。大工工事の開始も当初の想定より後ろ倒しとなっていましたが、4月1日以降は300人規模の現場就労が予定されており、全国から集まる全建総連の仲間が力を発揮することになります。
神奈川県連からは、4月1日より36人(建設横浜12名、浦賀建設2名、湘南1名、湘央4名、神奈川土建17名)の建築大工の仲間を送り出します。あらたに大工工事が始まる輪島市の鳳至(ふげし)小学校の現場を中心に従事します。