湘北地区協は1月11日、県連の天野書記次長を講師に迎え「インボイス制度導入後の実務対応と電子帳簿保存法(電帳法)」の学習会を開催しました。
インボイス制度導入後に必要となる実務については、発行側の義務として請求書の書き方、受け手側の義務として領収書の保存、帳簿の書き方、消費税の計算方法(2割特例・簡易課税・本則課税)、免税事業者に戻りたい場合や登録しなかった人(免税事業者)の対応等を学習しました。
立場によって実務も非常に細かく分かれていて複雑になっています。今回の学習会を補完するYou Tubeも視聴して下さいという案内もありました。
電帳法については①電子取引に係るデータ保存、②電子帳簿・電子書類保存、③スキャナ保存の3つの制度のうち義務となっている①について学習しました(②③は任意)。
参加者からは、パソコンが壊れてしまってデータが無くなってしまった場合やスマホに送られてきた請求書の取り扱いについての質問や、納税者権利憲章の制定に向けて尽力をお願いしますとの要望もあがりました。