神建連は8月7日、自由民主党神奈川県議会議員団とはじめての懇談を行いました。大和綜合建設の山岸組合長の仲介で、大和選出の藤代ゆうや議員が設定し実現しました。
自民党からは、高橋栄一郎議員(県議団政務調査会会長)、川崎修平議員(同副会長)、ます晴太郎議員(同副会長)、藤代議員が出席。神建連から菅野会長、仙田書記長、内藤・松本書記次長、大和綜合建設から山岸組合長が参加しました。
建設産業をめぐる物価・建設資材高騰の状況と価格転嫁できない実態、上がらない現場での賃金・単価やCCUSのレベル判定に応じた年収目安の公表などを説明。県政要求として①物価高騰への支援策②建設国保への補助金拡充③県として公契約条例の制定④週休2日に見合う予定価格の適正化⑤住宅リフォーム助成制度への支援など実現への協力を訴えました。
建設アスベスト被害者救済については「被害者給付金への製造企業の補償の措置」「アスベストの被害を未然に防ぐ、調査・除去費用の助成制度の拡大」を含む、国に対する意見書提出について相談しました。
自民党側は、アスベスト関連の意見書は「係争中」のため対応は難しいが「物価高騰や担い手確保対策等については、協力していきたい」との趣旨の発言もありました。
県政与党・自民党県議団との懇談は初めての取り組みであり、政策要求実現には大きなきっかけを開いたといえます。今後も懇談をつみ重ねることを確認しました。