建物の解体や改修にあたっては、石綿含有建材が使われているかどうかの事前調査が必要です。いよいよこの10月1日から、この調査は「建築物石綿含有建材調査者」(以下、調査者)でなければ行うことができなくなります。
県連では、すでに調査者の資格を取得した仲間に向け、実際の建物を使用した実地研修を開催しています。
研修は、建設プラザかながわの内装改修工事を想定し、書面調査から現地調査までを模擬的に実施。その結果をもとに報告書を作成し、発注者への説明書面の作成、労働基準監督署等への報告、掲示までを実践します。
6月、7月とすでに40人以上の仲間が研修を受講。設計図面における着目箇所や、建物の施工年推定の方法、試料採取の実習など、真剣に学びました。
この研修は今後も開催します。調査者の資格を得るための講習も継続して開催していますので、まだの方はぜひ受講しましょう。