神奈川県建設労働組合連合会

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神奈川県左官業組合連合会と懇談「人手不足深刻 賃上げが必要」

2023年8月7日

共通する話題も多く来年の懇談も約束

 神建連は7月5日、神奈川県左官業組合連合会と懇談しました。左官組合からは武田会長、舘花副会長、役員1人、事務局1人が出席。県連から荒井賃金対策部長、井上賃金担当執行委員、松本書記次長が参加しました。

 神建連は組織構成や取り組みを報告。大手企業との交渉結果や、担い手確保のための賃金・単価引き上げ、働き方改革の必要性を説明しました。

 左官組合からは担い手確保や、受注、物価・資材高騰の状況などが報告されました。

 人手不足が深刻で、県内では高齢の左官工が引退し、2015年国勢調査の3400人から20年には1700人まで半減。若い方が「入職してこない」「すぐに辞めてしまう」という状況です。

 賃金・単価は、上位会社との関係では簡単には上げていける状況ではないことも説明されました。一方で、十分な賃金がなければ担い手が作れないため、今が賃上げのチャンスであることも双方で確認しました。

 国が様々なことを事業所に押し付けていることへの不信感や、今後の単価への不安なども率直に語られました。

 私たち労働組合と専門工事団体との懇談は、共通する部分もあり、毎年続けていくことが必要であるとして、次年度も行うことを確認しました。

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