神建連は6月4日、第69回定期大会を神奈川県民ホールで開催しました。代議員156人、執行部49人、来賓、組合員参加、書記局あわせ238人が参加。第68期経過報告と決算、第69期方針と予算案が採択、新執行部が選出されました。
あいさつで菅野会長は、建設アスベスト訴訟での被告企業ノザワとの和解や、1陣差戻審の勝利にふれ「再上告させないハガキ要請、宣伝行動など積極的にやっていきたい。訴訟はまだ続いていきますので、みなさんのご協力をお願いします」と訴えました。また、差し迫るインボイス制度や保険証廃止の課題についても運動を強めていくことを呼びかけました。
仙田書記長が運動の経過と情勢、運動方針案を、佐藤財政部長が決算・予算案を報告。提案に対し各地区協から活動報告がされ、運動の教訓が保協されました。いずれの提案も全会一致で採択されました。
64回大会以来となる分科会も開催され、活発な討論が行われました。
湘北地区協選出の大澤重治選挙管理委員長が次期役員を提案し、拍手で確認されました。最後に満場一致で大会宣言が採択され、ガンバローで大会を締めました。
第69期重点運動課題
- 物価・資材急騰から仲間のくらしと営業を守ろう!消費税減税、インボイスは実施中止を!
- 賃金・単価引き上げ、建設労働者の処遇改善、仕事確保の運動前進を
- 建設国保を守り、社会保障の拡充を
- 建材メーカー責任を明確にし、アスベスト裁判全面勝利を勝ち取ろう!
- 大軍拡大増税反対、憲法を守り、仲間のガンバローで運動の前進を決意暮らしと平和を守ろう!
- 保険証廃止反対運動に取り組み建設国保を守り医療を受ける権利を守ろう!
- 「組織建設3か年計画」の2年目、2%の実増目標を達成し、組織人員をⅤ字型回復へ