昨年6月7日、建材メーカーに謝罪と賠償、被害の全面解決を求めて全国一斉に200人を超える被害者・家族が提訴しました。2月10日、そのうち横浜地裁に提訴した神奈川4陣訴訟の第1回口頭弁論が開かれ、いよいよ法廷内のたたかいが始まりました。
当日はあいにくの雪にもかかわらず、全県から100人を超える仲間が支援に駆け付け原告団を励ましました。
法廷では、原告・弁護団が意見陳述し、第2回から第6回までの期日が指定されました。
原告の松本國雄さん(建設横浜)は、被害の実態と、メーカーを許さないと陳述。西村弁護団長は、メーカーが最高裁判決を受けても和解にのろうとしない、これをどうしても許すことはできない、最高裁の到達点にそってしっかり判断すべきだと主張しました。
報告集会で弁護団は「横浜地裁では3陣訴訟も継続している。3陣・4陣ともに、メーカーが和解しないのであれば、やるべきことは被害実態、どのように粉塵に曝露したのかなど、裁判の場で訴え続けること。大きな世論形成をしていくことだ」と述べました。
仙田書記長は行動提起で30万枚の新しいチラシを使った全県での大宣伝行動を呼びかけました。