2月14日、建設労働者の大幅賃上げを求め「建設労働者春闘イエローアクション」が、首都圏の官民の建設関係労働組合によって取り組まれました。
衆議院第一議員会館で行った集会でハウスクリーニングの事業を営む仲間は、ここ10年で上場企業との関係では6000円も単価が下がっていると報告。
一方でゴム手袋など消耗品の値段は上がるなど、苦しい状況が訴えられました。働き方改革のおり、従業員の労働時間を徹底しなければならず、給料も上げたいが、やりくりするのが本当に厳しいと苦労をにじませました。
神建連の荒井賃対部長がアピールを提案し、建設産業で働くすべての仲間が安心・安全に働き続けられる建設産業、若者が入職できる建設産業をつくる決意を固め合いました。
その後、新橋駅SL広場で街頭宣伝を実施。「神奈川県に25歳未満の大工は560人しかいません」などと書いた横断幕を掲げ、建設産業の現状を道行く人に訴えました。
バレンタインデーにあわせチョコレートをつけてチラシを配布。立ち止まった女性は「建設業でも賃金はあがっていると思っていた。これから自宅を建てるところだが、大工さんの賃金もあがってないんですね」と驚いた様子。
私たち建設従事者がしっかりとした賃金を得て、安定した暮らしができなければ市民の安全も守れません。