昨年度も流行がなかったインフルエンザですが、10月より海外からの入国緩和がされたことや、2シーズンにわたり流行がなかったことで免疫を持たない人が増えていることなどから、流行の可能性が危惧されています。しっかり対策をとり元気に冬を過ごしましょう。
症状の特徴は?受診方法は?
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。症状だけでは新型コロナと見分けることが難しく、両者が合併して重症になることもあります。
高齢者や持病がある方、乳幼児は重症化しやすいので、かかったかもしれないと思ったら早めに医療機関を受診しましょう。
現在神奈川県では発熱や咳症状がある場合は発熱診療等医療機関に事前予約して受診する必要があります。予め近隣の受診できる医療機関を調べておきましょう。
予防のためにできる対策は?
感染経路はくしゃみや咳などによる飛沫感染と、ウイルスを含む痰や鼻汁に触れた手で口や鼻を触ることによる接触感染。日々の生活の中で常に感染するリスクがあります。
手洗いはもちろんのこと、こまめな水分補給で喉の保湿を心掛け、規則正しい生活と休養で基礎体力が落ちないようにしましょう。
流行前の予防接種は発症予防効果だけでなく重症化を防ぐ効果があります。ぜひ早めに接種を済ませておきましょう。
現在、新型コロナワクチン接種との接種間隔についての制限はなく、同時接種も可能です。
*建設国保ではインフルエンザ予防接種をされた小学生以下の方に一律4千円、中学生以上の方に一律2千円の助成をしています。詳しくはホームページをご覧ください。
https://shinkenrenkokuho.or.jp/