横須賀地区協は三浦半島建設業人材育成支援センターを運営し、市内の小・中学校等で親子木工教室を開催しています。
三浦建設業組合も3年前から本事業に参加。感染対策を確実にし、今年も11月最後の日曜に剣崎小学校にて親子34人、校長他3人の先生の参加を得て開催しました。製作品はミニ椅子等5種類。希望する作品に親子で挑戦してもらいました。
鈴木工務店の鈴木さんを親方に、若手大工さん4人が指導しました。子ども達は日頃使い慣れない金槌や鋸で、お父さんやお母さんが手を添えて支える釘や材料に初めは恐る恐る打ち出し、或いは引き出し。慣れるに従いやや強く、或いは早く使いこなせるように。釘を打ち終えた時や板を切り終えた瞬間の満足そうな顔が印象的でした。
アンケートではお決まりではありますが、ほとんどの子は「難しかったけど楽しかった」とあり、親御さんや先生からも毎年続けてもらいたいと要請がありました。
「子ども達の嬉しそうな顔を見て指導する事の楽しさを改めて感じて、来年も参加したい」と初参加の若手大工さん。
全校生徒約60人の小学校で、三分の一の児童が親子で参加しています。「皆さんの楽しい思い出になれば、少しでも『木』が身近な材料であることを肌で感じて、更に言えば私ども大工の仕事を知ってもらえば嬉しいです」と鈴木親方の挨拶をもって、第3回木工教室を無事終了しました。