神奈川県建設労働組合連合会

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請求手続きをスムーズに

　建設アスベスト被害者に対する国の賠償給付金の支給が2022年春ごろに始まるのを前に、申請方法の一部が公表されました。

　今回公表された「労災支給決定等情報提供サービス」は、賠償給付金の請求手続きをより簡易に迅速に行うことができるよう、『賠償給付金の支給申請の前に』、支給要件に関わる「労災等支給決定情報」の提供を国に求める手続きです。

　「石綿関連疾病に関する労災保険給付の支給決定」や「石綿救済法の特別遺族給付金の支給決定」をすでに受けた方や、そのご遺族がサービスの対象になります。

　支給要件が満たされていれば「労災等支給決定情報」を添付して、賠償給付金の請求をおこなうことになります。

　労災認定時から症状が進行している場合や支給要件が不足している場合などでも追加の資料を提出することで賠償給付金を請求をすることができます。

　「労災支給決定等情報提供サービス」は12月1日からスタートしています。手続きは、被災者本人であれば①申請書、②本人確認資料、③住民票を厚労省に郵送します。遺族の方は、上記に加えて戸籍謄本など本人との関係がわかるものを同封します。

　労災認定を受けた方には、順次、厚労省から申請を促すお知らせが届きます。詳しくは、組合・支部にご相談ください。