昨冬は大きな流行がなかったインフルエンザ。流行がなかったことで免疫を持たない人が増え、大流行するのではとの懸念が指摘されています。例年と変わらず流行に備えることが大切です。
インフルエンザの症状の特徴は?
比較的急速に現れる発熱(38℃以上)と、それに伴う喉の痛みや咳、鼻汁、くしゃみ等の気道症状、全身症状(頭痛や関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等)が特徴です。3~7日でほとんど治りますが、高齢者や持病がある方、乳幼児では重症化しやすく注意が必要です。
新型コロナウイルスとインフルエンザは症状だけでは見分けることは難しいです。インフルエンザには有効な薬があります。気になる症状があれば早めにかかりつけ医に相談し受診しましょう。
流行前の予防接種を!
インフルエンザ予防接種には発病の予防と重症化を防ぐ効果があります。効果は接種後2週間くらいから現れ始め、持続効果は5か月程度と言われています。
例年1~3月が流行のピーク。遅くとも12月中旬ごろまでには予防接種を済ませましょう。新型コロナワクチン接種前後は2週間の間隔をあける必要があります。
インフルエンザも新型コロナウイルスと同じく手洗いやマスクの着用、人ごみにいかないといった基本的な感染予防対策が大切です。
日頃からバランスの良い食事、十分な睡眠を確保するなど健康管理を心掛け、室内の換気と加湿に気を配りましょう。
建設国保ではインフルエンザ予防接種をされた方に一律2000円(小学生以下の方は一律4000円)の助成をしています。詳しくはホームページをご覧ください。
神建連国保|神奈川県建設連合国民健康保険組合
https://shinkenrenkokuho.or.jp/