神建連では職種別交流会を6月毎週土曜日に、躯体関係(型枠・鉄筋・鳶・土木)、建築大工、塗装・防水、電工・設備工の4回開催しました。
交流会では、現状の情勢報告後に各職種に分かれて、設計労務単価や昨年の要求賃金・単価を参考に、意見を出し合って討論し、各種種別の賃金を決定しました。交流会の最後には、参加者で名刺交換を行い、各職種の様々な話が出されて大いに盛り上がりました。
名刺交換会も好評
躯体関係交流会では、全建総連の長谷部賃対部長より全建総連賃金実態調査結果などを、建築大工交流会では、全建総連の高橋住対部長より、ウッドショックに関わる工務店調査結果などが報告されました。塗装・防水交流会では、神建連の仙田書記長から、電工・設備工交流会では、本江書記次長から情勢報告がされました。
職種別の討論では、「社会保険料がもらえない」「朝礼が密になっている」「木材が上がっている」「プレカット業者から値上げを言われていて契約できない」「指値発注されている」「プラントでは30年間単価は変わっていない」など活発な意見が出されました。多くの参加者から次回の開催要望が出される取り組みとなりました。
すべての交流会で2021年度要求賃金を職種ごとに決定し、今後の業界団体などへの要求として活用していくことも確認しました。
交流会の最後は、参加者同士の名刺交換会を開催。同業の仲間同士で親睦を深め、仕事にもつながると、好評でした。