神奈川県建設労働組合連合会

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「建設従事者の声をいかした予算必要。賃金・働き方の改善に県は後押しを」対県交渉・総決起集会ひらく

2019年9月10日

 神建連は9月3日、神奈川県の20年度予算での組合要望の反映を求め、県庁前での朝宣伝、対県交渉、関内ホールで「賃金引上げ諸要求実現総決起集会」の一連の行動に取り組みました。集会には全県から684人の仲間が参加しました。

対県要求実現のため、強い組合づくりへ団結固める

 集会開催にあたり、あいさつにたった仲野会長は、上がり続ける設計労務単価と現場の賃金が未だにかけ離れているとして「賃金安い、労働条件きつい、この実態を変えていかなければならない」、「要求の前進のため組合員の拡大を進め、さらに大きくしていかなければならない」と呼びかけました。

 吉良書記長の基調報告では、県が検討するとしたまま進まない公契約条例制定にふれ「建設産業のことを知らない協議会では意見がまとまらない」と現状を指摘、私たちの声を反映させることが必要と訴えました。課題となっている働き方改革の問題では、8時間働いて、週2日休んでもくらしていける産業であるべきとして「事業主がしっかりと経営できる体制を組合はサポートしていく」と組合の役割強化を呼びかけました。

 国会から立憲民主党の真山勇一参議院議員、国民民主党の後藤祐一衆議院議員、日本共産党の畑野君枝衆議院議員が来賓あいさつに立ちました。県議会から立憲民主・民権クラブ、かながわ県民・民主フォーラム、県政会、日本共産党の各会派が出席しました。

 あいにくの雷雨に見舞われ、急きょデモ行進は中止となりましたが、各組合・支部が持ち寄ったデコレーションを舞台上で披露。コンクールを行ない、普段は見られない他隊列のデコでおおいに盛り上がり、集会を終了しました。

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