さらなる前進へ強く大きな組合つくろう
神建連は10月3日、「賃金引上げ諸要求実現総決起集会」を関内ホールで開催、全県から約700人の仲間が集まりました。開会あいさつで仲野会長は、沖縄県知事選で玉城デニー氏が勝利したことや建設アスベスト訴訟大阪高裁で国・メーカーの責任と一人親方の賠償を認める全面勝訴判決への喜びを報告。
担い手不足の解決には賃金の引き上げが必要と述べたうえで、先に行われた対県交渉にもふれ「県が公共工事の発注単価を見直そうとしている」、「これからも要求が通るようにしたい」として、さらなる前進に向け組合員の拡大を呼びかけました。
吉良書記長の基調報告では、問題が浮き彫りになった大手ゼネコン元請けの東京会館と多摩ビル火災現場から「働く仲間の命と健康が破壊されている」として、引き続き改善を迫ることを報告。
秋の拡大月間の事業所対策では「技能者をこれだけ抱えている団体はない」とし、建設キャリアアップシステム、労働者供給事業の普及を訴えました。政党から立憲民主党の阿部知子衆議院議員、国民民主党の後藤祐一衆議院議員、日本共産党の畑野君枝衆議院議員、無所属の真山勇一参議院議員。県議会から立憲民主、国民民主、日本共産党の各会派が出席。連帯のあいさつがありました。
集会終了後、関内中心部をデモ行進し、シュプレッヒコールをあげながら街頭に訴えました。デコレーションコンクールが実施され、各組合・支部で、工夫を凝らしたデモ行進、デコレーションカーでデモを盛り上げました。