7月20日、第97回組合会が開催されました。16年度事業と決算の報告が行われ承認されました。役員の一部変更があり、二方理事長が退任、塚本新理事長が選出されました。組合会に先立って、全国保険医団体連合会、寺尾事務局次長より講演を受けました。
国保組合の16年度決算は、約7億8000万円の剰余となりました。単年度収支は、依然、1億7000万円の赤字ですが、15年度決算と比べると赤字幅が縮小し、改善される結果となりました。収支改善の最大の要因は、歴史的な組織拡大の成果によるものです。若い世代の人数が増えたことによって、医療費の伸びも当初予測からおさえられました。
社会保険未加入対策が進む中で、事業所従事者の加入が増大しました。法定福利費の確保や、県外居住者の子ども医療費助成の手続きなど、事業所加入に対応する新しい課題も現れています。