1月20日、東京高裁第5民事部・永野裁判長ほか裁判官あての「公正判決を求める」署名、1万531筆を提出し、合計6万5875筆となりました。
神奈川原告団、神奈川弁護団、神奈川の組合から11人、支援する会、首都圏の原告・組合の仲間16人、計31人が裁判所前で裁判支援の宣伝をして、チラシ400枚を配布しました。 宣伝後、第5民事部へ署名を届け、参加者一人一人が一言ずつ訴えました
上の写真:早朝から東京高裁前で宣伝
3月ダブル結審行動を成功させよう
◇1陣東京高裁
3月14日(火)【法廷13:30~】
東京高裁前集会 12:30~
支援集会 14:30~
衆院第一議員会館
結審大集会 18:30~
大井町駅・きゅりあん大ホール
◇2陣横浜地裁
3月17日(金)【法廷14:00~】
横浜地裁前集会 13:00~
デモ行進 13:45~
支援集会 15:00~
ロイヤルホール横浜
2陣横浜地裁 遺族原告が最後の訴え
1月12日、横浜地裁で、神奈川2陣の進行協議期日が開かれ、原告の倉田さんが意見陳述しました。予定されていた2月21日の裁判期日は取り消され、次回は、3月17日14時から結審法廷となり、まとめの意見陳述をおこなうことが決まりました。
今回の法廷は、結審にむけて必要な事務的調整のための進行協議期日で一般傍聴はできませんでしたが、裁判長にぜひ被害の実態を聞いてほしいと求め、原告・倉田さんの意見陳述が実現しました。倉田さんはアスベスト肺がん亡くなった夫の闘病を振り返り、「夫はアスベストで苦しみ抜いて死に、看病する私としても壮絶な経験をしました。夫と私のささやかな楽しみは奪われ、人生設計も完全に狂ってしまいました。国と建材メーカーには、失われた夫の命と私たちの夢や楽しみを返してほしいと思います」と訴えました。
原告団新春のつどい 団結して勝利へ決意
1月18日、神奈川原告団2017年新春のつどいを開催しました。原告28人、弁護団・組合・支援する会各団体から多数の参加で、総勢103人が参加しました。大山場をむかえる2017年を団結して勝利をつかむ決意に満ちたつどいとなりました。
西村団長の弁護団報告のあと、各団体のあいさつ、各原告からあいさつしたほか、原告の塘添さん、伊井さんの日本舞踊、高橋由美弁護士の歌と演奏、ビンゴ大会で盛り上がり交流を深めました。
ダブル結審集会に多くの原告、支援の仲間をあつめて成功させ、何としても1陣・2陣の勝利判決を勝ち取ろうと「団結ガンバロー」を三唱しました。
ニチアス3度目の交渉 被害者の声聞き対話続ける
1月18日、ニチアスと統一本部の再開後3度目となる交渉がおこなわれました。
交渉団は、原告5人、統一本部役員事務局5人の計10人。ニチアス側からは、前回と同様、法務部長、管理部長など6人が出席して、1時間の話し合いを行ないました。
ニチアスは、前回の提案を受けて社内で検討していることを明らかにし、アスベストを使ってきたことは間違いないが、1社だけではなく大きな問題なので「(ニチアスの考えを)コメントすることは今の段階ではできない」としながら「被害者の声をうかがって真摯に受け止める立場に変わりはない」と対話を継続していく姿勢を表明しました。
上の写真:期日に横浜地裁前で訴える望月原告団代表委員
上の写真:団結を固めるカンバロー