スクラムを強め、攻める組合作ろう
神建連会長 白田宏記
本年もよろしくお願い申し上げます。例年と趣向をかえたあいさつとさせていただきます。
年末の12月5日から10日まで、全建総連代表として東南アジア、ミャンマーでのBWI(国際建設林業労働組合連盟)主催の第13回アジア太平洋地域委員会会議に参加してまいりました。詳細はあらためて報告いたします。
一言申し上げますと「労働者の権利、特に国間越境しての建設業、単純労働者問題、移住者及び貿易協定」がテーマとなり、12か国が参加する国際会議です。通訳言語は韓国語、タイ語、ミャンマー語、日本語で使用言語は英語限定ですので、通訳が同行しました。わたしの発言は、BWIが関係する「アジアにおけるスポーツキャンペーン」として、2018年の韓国ピョンヤン冬季五輪と2020年東京五輪の両国代表として問題点報告、質疑応答です。東京五輪に対して一番多くの質疑がありました。
振り返れば、わたしの初海外視察は奇しくも45年前、東南アジア3か国よりはじまり、ニューヨークのNPT行動、ドイツ労組実情視察、分会旅行のグアム島、ヨーロッパ、カナダ見分旅行とこれまで12か国を訪問しました。とりわけ今回のセミナー出席は、役員経験45年も重なり有意義なものでした。
絶対的建設技能工不足、ここまでせまっても変わらぬ低単価・低賃金の実態、予想されるアジア諸国からの移民(研修に名を借りた劣悪条件での国間出稼ぎ)の先取り本命は建設業界。今やアジアに広がる「請負、一人親方化」等々。国内では「見えない」転換がスピードを増し、他国間の自由貿易協定や2国間協定の条約締結国から、特に建設関係は「絶対に結ぶべきではない。失敗だった」とすべての国から。日本上陸にそなえて神建連の出番年。
年明けより「持続可能な組織強化方針」を一丸となって打ち立てる最後の局面がはじまります。守るべき時は過ぎ去った。攻めなければ追いつめ落とされる。神建連は今年こそ「二者択一」の道に。組合員さらにスクラムを強めましょう。歴史の後戻りをさせないために。
大勢の仲間と50周年祝おう
県主婦協会長 鈴木啓子
あけましておめどとうございます。昨年中は県主婦協の活動にご協力いただきありがとうございます。
安倍政権は7月の参議院選挙後すぐに多くの反対の声を無視して沖縄の米軍基地強化に踏み出し国民のいのちを危険にさらす戦争法を成立させました。県主婦協は戦争法廃止を求める2000万筆署名に積極的に取り組んできました。また青年が自分の言葉で語り行動しはじめた年でもありました。
6・21怒りのかあちゃん集会が6年ぶりに日比谷野外音楽堂で、雨のなかのスタートでしたが、2230人が結集し建設で働く家族の仕事とくらしの要求を大きくアピールする集会となりました。
次世代対策として横浜中華街「揚州飯店」での肉まん、餃子づくりに親子で挑戦し、大満足のランチ決起集会となりました。
秋の拡大月間は新しい仲間と50周年を祝おうというテーマで取り組んだ月間となりました。
今年も組合、青年部とともに、それぞれの立場で力を発揮し、強く大きな県主婦協、主婦の会を目指して、2月の50周年を大勢の仲間とともにお祝いしたいと思います。引き続きのご協力をお願いいたします。
団結して遊び、学ぶ年に
県青協議長 菅野翔平
明けましておめでとうございます。
県青協議長になって、2年目となりました。昨年は今まで見えなかった部分やこれから何をやらなければいけないのかを見極める1年で、今年からはそれを実行する1年になると思います。
県青協で様々な取り組みをしてきました。その中でも、福島の浪江と神奈川の絆祭りに関しては今回で5回目となり最後の取り組みになりました。
絆祭りでは前回に引き続き、エアコン、換気扇清掃、包丁研ぎ、工作教室や出店、太鼓をやり、また他県からの青年部の参加などがあり、大いに盛り上がり取り組みを無事に成功させる事ができました。
この取り組みは終わりになりましたが「まだ自分達にできる事があるはず」そんな声もあがり、これからはまた違った形で何をできるのかを探して、勉強して行きたいと思います。
また、昨年秋の拡大月間では、2年連続となる組合員目標・部員目標のダブル達成を成し遂げることができました。各青年部でお互いの良いところを取り入れながら、励まし合い、刺激し合いながら月間に取り組んできた結果だと思います。これからも組織拡大の面で、県青協が組合の先頭に立って頑張っていきます。
今年は、遊び、学びと様々な取り組み、また拡大や署名運動などみんなで一致団結してやりましょう。