10月8日、建設アスベスト神奈川訴訟2陣の第6回期日が横浜地裁で開かれました。7月に着任した大竹優子裁判長に原告の主張をまとめて理解してもらう更新弁論を行ないました。原告団から〆木さん、近藤さん、弁護団から9人が意見陳述しました。
〆木さんは、石綿肺にり患し働けなくなったばかりか、普通の楽しみさえも奪われた悔しい思いを、近藤さんは、現場監督で石綿肺・肺がんを発症し亡くなった夫の闘病生活、生前に話していた無念さを語り、国とメーカーが責任をとって早期解決をと訴えました。
弁護団は、国とメーカーの責任を主張し、特に一人親方・零細事業主の救済とメーカーの賠償責任を認めることを強く求める意見陳述をおこないました。
裁判には200人を超える仲間が集まり、裁判所前で宣伝・集会、法廷と並行して情文ホールで支援集会を開催しました。
次回期日は、12月17日。