神奈川県建設労働組合連合会

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湘北職訓校|競技大会を一般に公開

2024年12月1日

工夫を凝らした体験コーナー 子どもらが物作りの魅力にふれ

限られた時間内に練習の成果を発揮

湘北職訓校は11月23日、校内の技能競技大会を開催し、日頃の訓練の成果を競い合いました。

 1年生は浴用腰掛、2年生は二方転び、3年生は四方転びを作製。12月に行われる4校合同の競技大会の前哨戦ともなります。出来栄えに満足いかなかったり、時間が足りなかった選手も多かったようですが、本番に向けさらなる技術の向上が期待されます。
 当日は、競技大会を一般公開し、訓練生の技術を披露。新しく入校を検討している親子連れが熱心に見学していました。
 同会場では、子どもたちに木の魅力、もの作りの楽しさに触れてもらおうと、もの作り体験コーナーも企画。事前に近隣の学童保育などにチラシを配布し参加を呼びかけ、70人の子どもたちが参加しました。湘北地区協の全9単組が、様々に工夫を凝らした体験メニューを用意し、多くの子どもが夢中になって取り組んでいました。この中から未来の大工さんが生まれるかもしれません。
 趣旨に賛同する工具メーカーや小売店などからも多くの出展がありました。訓練校が核となり、地域や関係者とともに、未来の建築大工の担い手をつくりだしていく取り組みとなりました。

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