神奈川県建設労働組合連合会

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地域貢献で親子木工教室「子どもに活躍させたい」保護者も試行錯誤

2024年10月3日

親子一緒に一つの作品を作りあげる

地域に根差す工務店の地域貢献活動として、7月27日、伊勢原市比々多小学校で親子木工教室を開催しました。
集まったのは1年生から5年生までの男女17人の子どもたち。保護者やスタッフを合わせ総勢40人が参加しました。お借りした多目的室は満員御礼。保護者と一緒に作るイベントを目指し、会場の設営や材料の配布、片付けなどをお願いしました。最初にわたしから子ども達へ「大工の心得」として三つの事を伝えました。
「一つ、礼儀正しく。挨拶、感謝、気持ちを伝える」「一つ、規則正しく。道具を大切に、時間を守る」「一つ、清く美しく。整理整頓、周りに気配り」など。「ものづくりは人づくり」の考え方は職人だけでなく、仕事、学校、社会と全てに共通します。聞いても子ども達は「キョトン」としていました(苦笑)。
講師のわたしが、材料を切る順番から組み方までを指導しながら、親子で作業を進めました。普段、ノコギリを使う事も少ないのでしょう、大人も子どもも苦戦をしながらも、頑張りました。
子どもに活躍をさせるために試行錯誤する保護者の姿、笑顔で黙々と進める方や、おしゃべりしながら進める姿など様々。「トントン、カンカン」と響くトンカチの音が室内に響き渡ります。
約2時間半の作業を終えた子ども達はクタクタの様子でしたが、その顔から満足感が伝わってきました。最後の総評では、皆さん個性的に素晴らしい作品が出来ましたので、全員に合格シールを渡しました。子ども達は嬉しそうに作品に貼って終了となりました。
【湘央建設 川戸 記】

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