職人組織の由来は、13世紀より荘園領主に使用されていた手工業の職人(建設職も含む)が「座」という職人組織を形成したものが、始まりと言われています。
安永4年に徳川禁令考で職人仲間を作る事を禁じられて、職人層は、聖徳太子をまつる宗教的組織を表面にたてて取締りを逃れ、いわゆる「太子講」を形成し、集まって手間賃等を話し合いました。
現在でも、当組合は「聖徳太子像」をまつり、総会で「聖徳太子十七条憲法」奉読を行っていますが「太子講」の名残です。
1967年、「個人まかせ」であった税金申告を、組合として税金学習会に取り組み、この年は4カ所で学習会を行いました。現在も組合事務所で、確定申告時期に税金学習会を行っています。
昨年10月からはインボイス制度も始まり、内容がより複雑になってきました。気軽に聞けること、建設職人の実態を把握している建設組合として、税金学習会を行っていますので、毎年大変だと負担に感じている方はぜひご相談ください。
ふとした疑問や質問・雑談から、組合として力になれる事もありますので、税金学習会以外でも、組合をどうぞご利用ください。