55回目となる3・13重税反対全国統一行動が3月13日を中心に取り組まれ、全国500ヶ所、およそ6万6千人が参加しました。県内では全18税務署で集団申告がおこなわれ、集会やデモ行進も実施されました。
県内の行動には、建設で働く仲間や中小業者、年金生活者などおよそ2200人が参加しました。
今年は自民党の裏金問題が最大のテーマとなりました。各地で「脱税の裏金議員はやめろ」の怒りの声が強くあがりました。
国税庁は2025年1月から、書面で提出された申告書や届出書の控えへの収受印の押印を廃止するとしています。納税者への利便性の向上のためとした「税務行政のDX」の一環だと説明しています。しかし書面での申告を続けたい納税者の利便性は大きく後退します。今回、収受印の継続を税務署に要請、「すでに決まっていること」との回答がほとんどでしたが、「運動と世論で動かしてもらうしかない」とのコメントもありました。