「持続可能な建設業の実現に向け100万人請願署名に全力を」神建連会長 菅野 健一
あけましておめでとうございます。日頃から県連運動へのご協力に感謝申しあげます。
新型コロナウイルス感染もおさまり、各地区協・単組・支部でも住宅デー、イベントなど組合員さんとの交流が盛んに催されてきていると感じます。秋の拡大祭りの結果、10月末組織現勢は5万1651人となりました。
今年の10月には「全建総連第65回定期大会」がここ神奈川・横浜で行われます。春の拡大祭りでも実増目指してご奮闘お願いします。
昨年10月よりインボイス制度が始まりました。今まで消費税を払わない人も税負担が多くなり、一人親方・フリーランスの人に大きな影響が出ています。不要な事務負担も強いられています。「ストップ・インボイス」の声を挙げましょう。
建設国保では、10月より保険料が改定され、31等級の保険料となり、より応能負担の公平性が高まりました。被保険者を増やし、ハガキ要請で国へ訴えることが建設国保の安定運営につながります。「保険証なくすな!」の運動もより一層強めていきましょう。
「建設業の2024問題」と言われる、働き方改革がこの4月よりいよいよ本格施行されます。各事業所の皆様が取り組んでいく課題です。組合・支部へ相談し、しっかりとした対応をお願いします。
建設アスベスト訴訟では、「メーカーは責任を果たせ」の世論を広げる宣伝行動を各所で行っています。国の給付金は始まりましたが、メーカーは一部を除き対応が見られません。鶴見に本社のあるエーアンドエーマテリアル社は「面会拒否」の姿勢を続けています。これからも継続する争議へのご支援・ご協力をお願いします。
最後に「持続可能な建設業の実現に向けた100万人国会請願署名運動」です。全建総連の定期で、建設労働者の長時間労働の是正や週休2日制の推進、適切な賃金水準の確保などの処遇改善に向けた運動です。神建連10万2000筆の目標達成に向けて全力を挙げます。3月末までに全組合員と家族そして、周りの多くの人に署名を広げてください。
みなさまのご健勝を祈念し、年頭のあいさつとさせていただきます。
「建設で働く家族の処遇改善、主婦の会の出番です」県主婦協会長
新年あけましておめでとうございます。
コロナが5類に移行し、組合活動やイベントも活発に行われ、主婦の会にも笑顔が戻ってきました。
県主婦協は9月、4年ぶりの1泊役員研修会を開催しました。その間に各主婦の会で役員になられた方々と、じっくり活動の悩みや工夫などについて意見交流をすることができ、秋の拡大祭りにも活かされました。
仕事をもつ女性家族の増加や、事業所からの組合加入が増えています。家族の顔が見えにくくなり会員拡大の難しさに直面していますが、「家族ぐるみイベント」など次世代を意識した取り組みをすすめていきます。若い世代が役員になったことで、同世代の会員が積極的にサポートしたり、「初参加」をどの取り組みにも位置付けることで、新しい顔もみえています。
日本母親大会で、ガザ地区で子どもたちを支援する活動をおこなってきた室蘭工業大学の清末愛砂さんは「この写真に写る笑顔の子ども達が生きているのかわからない」と語りました。戦争の残酷さを突きつけられました。改めて仲間と声をあげ、憲法9条を守っていきたいと感じました。
建設業で働く家族の賃金引上げ・処遇改善は、私たちの切なる願いです。100万人署名成功に向けて「主婦の会」も出番です。
「100万人署名で建設業の今、社会へ伝えよう」県青協議長
新年あけましておめでとうございます。昨年は、コロナも5類になり、組合活動も徐々に活発になってきた1年になりました。イベントの開催も多く、青年が戻ってきてると感じました。
しかし、1度コロナで組合に出れない状況ができてしまい、戻ってこれてない青年がいるのも現状です。今年は青年の呼び戻しと、新しい青年の参加ができる県青協を作っていきたいと思います。
今年は重要な年!働き方改革がいよいよ4月から建設業でも本格的に施行されます。今一生懸命に頑張っている青年たちの生活に思いっきり関わってくる問題です。建設労働者の処遇改善をしないと、日給制の青年たちは、ただ給料が減ってしまうということが起きてきてしまいます。
全建総連が提起している100万人署名を、青年が取り組める環境を作って、建設業の今を世間に知らせていく活動を行なっていきたいと思っています。駅頭署名行動など、可能な事をできる限りやる!今年の青年部はこの言葉をスローガンに頑張っていきたいと思います。
県青協でもイベントをたくさんやりたいと思いますので、どんどん青年は集まってやりたいことを意見出してもらい、実現していきましょう!