建設業では、今なお年間100人程度の労働者が墜落・転落災害によって死亡する事故がおきています。
その対策を講ずることが強く求められていることを踏まえ、足場に関する墜落防止措置を定めた労働安全衛生規則が改正されました。
10月1日から、
- 事業者・注文者が足場の点検を行う際は、点検者を指名しなければなりません。
- 点検者は足場の組み立て等作業主任者であって、足場の組み立て等作業主任者能力向上教育を受講しているものなど、十分な知識・経験を有する者を指名することが望ましく、
- 点検者自らが点検者であるという認識と責任を持って点検し、
- 点検後の記録、保存に併せて点検者の氏名も記録することになります。
足場の組み立て等作業主任者能力向上教育
2024年1月23日 建設プラザ
足場の作業主任者資格は更新がありません。5年に1度の能力向上教育で新しい知識を得ましょう。