神奈川土建座間海老名支部は、秋の拡大月間で、「組合員の10%」が拡大行動に参加してもらうことを大きな目標としています。仲間増やしを一部の役員だけのものとせず、行動に参加する仲間を増やすことで、組合を大きくしていく。同支部の行動の様子を取材し、清野貴嘉組織部長に行動参加を増やす秘訣を聞きました。
「秘訣? ひたすらお願いだよ」土建座間海老名支部 清野貴嘉組織部長
行動に参加する仲間を増やすには、普段から何のためにやるのかを伝えておくことが大切。行動に参加してもらう秘訣?ひたすらお願いするだけだよね。
訪問だけが拡大じゃない
訪問するだけが拡大行動じゃないと思ってる。チラシを配ることも、宣伝カーで街を回ることも行動。水・木にこだわると参加できない人もいる。高齢の方であれば夜よりも昼のほうが参加しやすかったりする。それぞれができることをできるタイミングでやればいいんだよ。
工夫としては、行動の日程表を用意して、参加できそうな日にちに名前を書き入れてもらうようにしてる。責任感がある人が多いし、参加者も増えるようになってきた。会議でいくら訴えても、自分が言われてると思ってもらいにくいんだよね。
声をかけるのは誰でもいいんだよ。明らかに「建設職人」という感じの人でなくても、もしかしたら業界の人かもしれないし、家族にいるかもしれないし。ホームセンターでは、材料を積み込んでるときに声をかけるのがコツだね。みんな話を聞いてくれる。
行動する仲間増えれば未来につながる
いま、すべての群長さんと一緒に行動しようというのを目指していて、やっと理解してもらうようになって、出てきてくれるようになった。行動するのは別に役員じゃなくてもいいんだよ。お客さんになっている人を減らすことが大事。行動する仲間が増えれば絶対に未来につながっていく。いまはその種をまいているときかな。