無料点検に来たと突然来訪し、不安をあおって必要のない工事を迫る、いわゆる「点検商法」が増加しています。「近くで工事をしているのですが、お宅の屋根の瓦が割れているのが見えたので、一度点検しますよ」などと言ってくるのが常套手段です。
独立行政法人国民生活センターによれば、点検商法に関する相談は2019年に5760件、2021年には7431件と、年を追うごとに増加しています。
ひどいケースでは、屋根を点検すると言って、屋根を壊していくこともあります。建設業全体のイメージ低下にもつながる許せない行為です。
組合の仲間からも、自社の名前を騙られるなどの例が報告されています。組合では地域住民に注意喚起するためのチラシを作成しました。積極的に活用し、地域の安心安全を守っていきましょう。