逗子葉山建設組合は昭和26年(1951年)に創立され、72年の歴史があります。
地域的に大きな事業所などはほとんどなく、職人の親方衆と職人さんの組合として長く続いてきている単組です。
過去にはこの狭い地区に500~600名の組合員がおりましたが、現在はその勢いもなくなってしまっております。
職人の寄り合い的な組合であるがために、正月に行われる「定期総会」も古い組合員さんは「太子講」と呼んでおり、1月22日に近い日程で開催するようにしておりました。筆者が神建連に出向し、「旗開き」という言葉を聞くこととなり、この違いにカルチャーショックを受けております。
こういった昔ながらの職人の寄り合い的組合であるがために活動も基本的にはゆるめで、事業も基本的にはゆったりしておりました。
建設国保の制度が変わり、組合員数が激減したときに、若手が組合を引っ張って行かなくてはという目的で2005年に青年部が発足し、家族慰安会の企画、青年部の研修、交流事業などを行い、もうすぐ20年になります。
現在の当組合の執行部は青年部で主力的に活動していたメンバーが主で、若い内から組合活動をしてきている成果が現れているかと思います。
コロナが一段落して、これまで自粛してきた活動ができるようになってくるようになると組合ならではの楽しい事も行えると思います。
逗子市民まつりの参加(まな板けずり)、青年部の木工広場をはじめ、家族慰安会などの企画運営などがやっと行えることとなるでしょう。
現在の当組合も、組合員拡大は命題となっております。組合に入るメリットを提案しつつ組合員の拡大に努めていきたいと思います。