講座の舞台は小田原市 魅力ある地域の人々を取材
県連教宣部は3月19~20日、3年半ぶりとなる教宣実習講座を開催。29人が受講し、仲間とともに実践を通じて新聞づくりを学びました。
講義と実践を交互におこない、学んだことをすぐに活かせるスケジュールが組まれました。東京土建「けんせつ」元編集長の向井光也講師からは、どうすれば「読まれる機関紙」ができるのかが伝えられました。
「終わった取り組みには参加できない」という言葉に、仲間に伝えることを前提とした教宣担当者の心構えを教わりました。
5班にわかれて、取材、レイアウト、記事書きなどの作業を行い、2面建ての手書き新聞を作りました。各班ともなれない作業に苦労しましたが、2日間の成果を詰め込んだ新聞を見事完成させることができました。
小田原の魅力 存分に取材
講座の舞台となったのは小田原市。この地域で食とエネルギーを自給するまちづくりに取り組む小山田大和さんを取材しました。
小山田さんは耕作放棄地を活用し、作物を育てながら、その上で太陽光発電を行う「ソーラーシェアリング」の仕組みを事業化。地域産業としての可能性を熱く語ってくれました。
ほかにも、曽我の里で無添加の梅干しづくりを行う梅農家の川久保和美さん、大井町で200年以上続く酒蔵・井上酒造の井上寛さん、小山田さんの事業にともに取り組む2人の若者・長谷川諒さん、中島拓未さんに話を聞き、小田原の魅力を存分に取材しました。