神奈川県建設労働組合連合会

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「互いに助け合い成長し組合結成50年」 神奈川土建相模原支部(わが組合紹介 No.21)

2023年1月4日

 神奈川土建相模原支部は1969年5月、東京土建川横支部489人、相模原支部213人でスタートしました。

 『相模原支部30年のあゆみ』には「組合事務所も、皆で材料を持ち寄って、千葉さん宅の一部を改造して確保した。電話が引けず、千葉さん宅のを借用した。自宅だか事務所だかわからないという状態であり、会議室もなかった。何しろできたてで、役員も経験が浅く、文字を読むのがみんな苦手であった。そこで、議案のまわし読みをしながら、お互いに助け合い、成長していったのである。

1970年代に使用していた組合事務所

(支部の前進には様々な妨害と困難があったが)組合活動家の足を止める事はできなかった。闘志はいっそう高まり、翌年には、450名と組合員を倍増したのである。それはまた、東京土建こそ、本当に、職人の悩みと要求にこたえる組合である事の証明であった。相模原の仲間は、東京土建の旗を持っていたのである」と記録されています。

 1972年9月、神奈川土建が誕生するのと同時に川横・湘南・相模原の3支部1329人(うち、相模原支部は395人)でスタートした私たちは、地域に根ざした運動を重ね、仲間を増やしていきました。

 支部は1980年代に組合員2000人の大台に乗り、1991年秋の拡大月間では過去最大の421人が加入、2500人を突破しました。 

 まもなく支部を分裂させる動きから、ヤジと怒号が飛び交う大会になってしまい、多くの組合員が相模原支部を離れることになったことが残念でなりません。

 近年では、市民に根ざした組合を目指し、組合結成40周年を記念した「土建まつり」には5000人もの市民が来場。2014年からは相模原市の友好都市である岩手県大船渡市での復興支援活動に毎年参加し、東日本大震災で被災した市民に元気と笑顔を届けようと取り組みました。

大船渡の地元建設組合に旗を贈呈

 2022年11月、支部結成50周年の記念式典を開催しました。式典では結成当時から運動の先頭に立って奮闘した役員、元役員に感謝状が贈られました。

 50周年記念式典を目の前に取り組んだ秋の拡大月間では、全分会、青年部、主婦の会、シニアの会、PALの会、全てが目標を達成、50周年の節目にふさわしい取り組みになりました。

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