湘央建設組合と神奈川土建平塚支部は、平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町へ地域建設業振興の要望書を提出し、10月27日に伊勢原市、28日に秦野市、11月7日に平塚市と懇談を実施しました。
ここに中井町を加えた3市3町は、普段から連絡調整を行っており、要望への回答は足並みがそろっています。
公契約条例について、3市ともに品質確保への有用性は理解するものの、市での制定ではなく、「毎年神奈川県に対して条例の制定など広域的な政策誘導を求めている」との回答に留まりました。引き続き県へ要望を上げることを強く求めました。
CCUS普及では、平塚・秦野が総合評価落札方式の評価項目に「CCUS登録」を設定しており、「既導入事業者へのインセンティブ付与と普及に引き続き努める」と回答。カードリーダー設置義務化や必要経費の積算盛り込みを求めました。
物価高騰対策では厚木市や綾瀬市の給付金制度を紹介しながら事業者の事業継続を直接支援する給付金等の創設を要求しました。
今回は前進的な回答を引き出すにはいたりませんでしたが、過去には3市との災害時協定締結にも繋がっている取り組みです。継続し要求実現につなげていきます。