ロシアがウクライナに侵略し1か月が過ぎました。ロシア軍は民間人をふくむ無差別殺戮を続けています。即時撤退を求める世論が世界全体に広がっています。建設の仲間の間にも戦争反対、武力の行使へ抗議する行動が広がっています。
3月2日、桜木町駅前でロシア軍のウクライナ進攻に強く抗議し、即時撤退を求めるスタンディングデモが行われ、多くの市民、労働者が参加しました。
行動に参加した建設横浜みなと支部のSさん(はつり工)は、このような状況を前にして「組合はなにかやらないの?」と所属支部の書記さんに聞いたところ、この行動があると知り、仕事帰りに駆けつけました。
「自分にも高校1年と小学6年の子どもがいます。下の子はテレビの報道から目を背けて見ないようにしています。自分の父親は15歳まで満州にいて、捕虜になった経験もあります。戦争でのたくさんの悲惨な状況を聞いてきました。
戦争は人間の人生を変えてしまう。すべてを奪ってしまう。組合もこういう行動を率先してやっていかなければと思います」。
スタンディングデモの様子はテレビのキー局の夜のニュースなどでも放送されるなど、大きな反響を呼びました。