対話重ねて 1672人の新たな仲間
2021年秋の拡大月間は、目標3166人対して、拡大数1672人、拡大率3.15%、目標達成率52.81%の成果で終了しました。コロナ感染爆発の影響の中でのスタートでしたが、この間の経験を活かし、昨年秋の拡大数を11人上回る成果をあげました。様々な制約の中で闘った組合員・役員・書記局・事務局・ご家族の皆さんのご奮闘に心より敬意を表します。
各地区協、単組の取り組みはつぎのとおりです。
【横浜市連】建設横浜は鶴見支部が全体を牽引、後半みなと支部が一気に27人の成果など、実増をキープしています。横浜建職は事業所との結び付き活かし奮闘しました。
【川連】市長選挙と総選挙に全力で取り組み、組合員との対話を軸とした運動を展開しました。
【横須賀地区協】全建総連の組織活動者会議に全単組が参加するなど、拡大の意識を役員幹部で共有し運動を展開しました。
【湘南地区協】地区協の活動者会議をはじめて開催するなど、意思統一を重視し基礎組織を中心にした運動を展開しました。
【湘北地区協】オンラインの活動者会議を開催するなど工夫した取り組みと選挙と合わせた対話活動に取り組みました。
【神奈川土建】対話を重視した運動を進め終始全体を牽引しました。拡大速報の発行を位置づけ、全支部で260を超える速報を発行し、仲間の運動を激励してきました。
仲間の要求のため「選挙に行こう」運動
総選挙、川崎市長選挙を闘う中での拡大月間でもありました。川崎では、川連・神奈川土建・県連が政策協定を結んだ市古博一候補の勝利のため奮闘。地域から「組合の役員さんの頑張りはすごい」との感想も出されました。
総選挙では「選挙に行こう」運動を呼びかけ、仲間に投票を訴えました。選挙の争点を明らかにし、拡大での訪問・対話活動と結び投票の呼びかけを粘り強く展開しました。
組合として取り組んだ投票日当日の棄権防止活動では、34423票の投票を確認しました。今後も仲間の要求と政治、選挙のかかわりを明らかにしつつ、仕事と暮らしを守る運動に奮闘します。
建設横浜鶴見支部「訪問・対話春につながった」
感染症対策でイベントは軒並み中止となりましたが、仲間への還元策として、エコバックやマスク、タオルを作製し、保険証交換や訪問時に配布しました。それが対話のきっかけになり、仕事や生活状況を聞き取る一歩となりました。
拡大は4割が事業所の従業員となりました。適用除外の活用を継続的に取り組んできた成果といえます。30代40代の組合員が、事業拡大で法人を設立し、採用するケースも増えてきています。
事業所訪問では、一人親方問題が話題になる事が多く、情報を知りたいという要望に応え、事業所向けの説明会を開催することが決まりました。
しっかりと訪問・対話したことが春につながる取り組みとなりました。
神奈川土建川崎支部「政治の転換合い言葉に」
川崎支部は、コロナ禍による厳しい環境の中で、100名の拡大目標を設定しました。
序盤から事業所が適用除外による建設国保加入を多く進め、9月中旬には40%を超える到達となりました。
川崎市長選挙と総選挙が10月31日にあったので訪問行動では、「選挙に行って政治の転換を目指そう」を合言葉に、仲間に訴えました。駅頭宣伝も何回も行い、「地域に根差した神奈川土建」をアピールしました。
選挙の結果は残念でしたが、拡大目標は超過達成することができました。来年の拡大月間と参議院選挙はダブルの勝利を目指して頑張ります。