神奈川土建機関紙「けんせつ神奈川」は、2018年8月号より新シリーズ企画として「建設業の未来を担う若者たち」Next Generation を連載し、これまでに31人の仲間が登場しました。建設産業の担い手である青年や後継者世代にスポットを当て、働く現場を背景に仕事や暮らし、組合への思いを取材しています。最新号で取り上げた横浜緑支部の塗装工、安田さんを紹介します。
横浜市で生まれ外で遊ぶのが大好きで、室内のゲームなどは全くやらなかった少年時代。父親の塗装仕事に憧れて気が付けば父親と同じ塗装の道を選んでいました。
神奈川土建の役員をやっていた父親の後ろに付いて回り色々な活動を見て、自分も人のために活動したいと神奈川土建に加入しました。仕事に組合活動と同じ道を歩んでいることを誇らしく思います。
プライベートでは、妻と子ども2人がおります。結婚当初、私への第一印象は悪かったと思います。組合活動に熱心になりすぎて「また神奈川土建?浮気?」と心配をされたこともありました(笑)今は仕事をしながら資格を取り、その中で子どもの送り迎え、風呂に入れてから、夜に仕事の見積もり、そして組合活動と我ながらタフにこなしています。
数年前に行った広島原水爆禁止世界大会で出来た仲間や青年部を通じて出会えた同世代の仲間と仕事の繋がりが出来たこと、こういう出会いは組合活動をしなければなかったことだと本当に感謝しています。
仕事面では、当然今よりもっと会社を大きくしたい。組合活動は、もっと色々な人の力になれる役員になりたい。今の分会役員をやりながら、来期は支部役員をやれればと思います。
周りの組合員になんでお金にならないのにそこまでやっているのかと聞かれたことがあります。自分が父親に感じた頼れる役員になれば自ずと同じ思いの人が育つのではと思います。