3・13重税反対統一行動は、1965年に始まった憲法が保障する申告納税制度を守り、税制の民主化を求める全国的運動です。
コロナ禍で、今年の開催は危ぶまれましたが、全18税務署で知恵と工夫で集団申告が実施されました。集会を行った会場は6会場、集団申告のみの行動をあわせ全体で31団体、2459人が参加しました。
川崎南地区「集団申告より重要に」
川崎南地区では神奈川土建川崎支部から50人が参加し、デモ行進から集団申告へ。初参加の20代の組合員もすぐに申告が受け付けられ安心していました。次回の申告にはマイナンバー記載強化などが想定されるので、いっそう集団申告の重要性を訴えていきます。
横浜南地区「消費税減税すべき」
横浜南部地区では建設組合・民商など110人が参加し、金沢区長浜公園で短時間の集会を開催。デモ行進は行わず税務署まで整然と行進して集団申告を行いました。
感染対策のため、公園で団体ごとに待機し、呼ばれてからブースに進んで申告をする方法になりましたが、混乱もなく無事に終了しました。
税務署長に私たちの要請を伝え、有意義な集会と集団申告となりました。
参加者からは、このコロナの状況で消費税10%は本当にきつい、諸外国のように減税すべきという声が。インボイス制度に、不安を感じている人がたくさんいました。