魅力ある建設産業にむけ仲間増やし運動の前進を
神建連会長 塚本三千雄
昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大というかつてない厳しい環境の中での組合活動でした。
秋の拡大月間では、1661人を拡大し、11月人員では実増となりました。コロナ禍で会議やイベンド、組合員訪問が制限されるもとでの仲間のみなさんの大奮闘に、心からお礼申し上げます。
コロナ感染症対策の3月までの国保料減免制度は、7000件の申請を受け付け、組合員の苦しい生活を支援しています。持続化給付金、雇調金、家賃支援等の相談件数は1万6000件を受け付け、申請支援をすすめています。
アスベスト裁判では、神奈川第2陣東京高裁勝利判決を力に、最高裁判決を勝利で迎え基金創設に向けたたたかいに全力をあげます。
魅力ある建設産業に向け、建設労働者の処遇改善、担い手確保・育成などの取り組みなど、組合運動の前進に数の力は欠かせません。秋の拡大月間では目標到達となりませんでしたが、間もなくはじまる春の拡大月間には、県連役員、書記局一丸となって奮闘させていただく、その決意を申し上げ年頭のごあいさつとさせていただきます。
仲間とのつながりつくり、一歩ずつ前進しよう
県主婦協会長 伊藤淑子
新年あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大により、沖縄で開催予定だった日本母親大会が延期になり、会議も時間短縮などを余儀なくされました。
秋の拡大月間では、コロナ禍をどう行動すべきか迷いながらも、各主婦の会が工夫をこらし、国保減免制度や持続化給付金などの相談で組合が頼りになる事を伝えきるために奮闘しました。訪問先では「ご苦労さま」「ありがとう」と笑顔で迎えられ、励まされました。
11月には働く女性の神奈川県集会をリモート開催しました。アメリカ在住の薄井さん、韓国、ネパール等各国からの報告でコロナによって世界中の女性・非正規労働者が特に大きな困難に直面していることを実感しました。「小児医療費助成の拡充を求める署名」の取り組みでは、子育て世代のご家族との対話を広げてきました。
今年もコロナが収まりませんが、多くの仲間とのつながり作りを「どうしたらできるか」をみんなで考え、一歩ずつ前進しましょう。本年もよろしくお願いいたします。
青年部が盛り上がり、組合に活力あたえよう
県青協議長 荒川直樹
新年あけましておめでとうございます。
去年の県青協は、コロナに振りまわされた1年でした。今年迎える県青協結成60周年のための大規模なイベント開催に向け、実行委員会が動き出していたところでした。その矢先にコロナが蔓延していき毎月の幹事会すらも開催できない事態になりました。
春・秋の拡大月間では、イベントができないなか、コロナ対策をして、持続化給付金や保険料の減免などの声かけをして、青年部員と組合員の拡大目標をダブル達成する事ができました。資格取得報奨金の「ダブルアップキャンペーン」も多くの仲間が活用しています。毎月の幹事会もインターネットを利用して開催するなど、コロナ対策をしてなんとか、活動を続けています。
今年は60周年イベントの代替案としてウェブやSNSを活用した青年部紹介や職業紹介、オンライン工作教室などを計画しています。コロナ禍のなかでもできる限りの工夫をして青年部を活性化させ、神奈川全体の組合活動に青年部が活力を与えられるようにがんばっていきましょう。