今年の4月からの労働法の改正にともない、建設業にも時間管理が徹底されることになります。6月18日、櫻井社会保険労務士を講師に、書記局・事務局を中心にした学習会を89人の参加で開催しました。
冒頭「一日いくらで働いている人に、時間管理で対応させることは、これまでの考え方を大きく変えることになる。法律の基本点をしっかり理解してもらうことが大事です」と、資料に基づき説明がされました。
参加者からは、「一日8時間労働は理解できたが、現場の行き帰りの時間は就労時間に含まれるのか」「時間管理するにはどんな実務が必要になるのか」など、多くの質問が出されました。
吉良書記長より「事業所セミナーなどを、単組、支部で開催することが必要だ。セミナーの講師は書記局が中心に開催できるようにしよう。三六協定、就業規定の作成は、士業ネットを活用するなど、組合を窓口にした運動にしていこう」と提起しました。
秋の拡大運動と合わせ、セミナー開催と事業所の聞き取りを行ない、実態把握を急いでいきます。士業ネットでも、緊急の学習会を6月1日開催し、セミナーの講師や相談実務の対応を整えています。