3月3日、まちの救助隊全県研修会を開催しました。組合(全木協)は県と災害協定を結び、大規模災害発生時には、木造での応急仮設住宅の建設や、住宅の応急修理、障害物の除去を担います。
研修会では、県の災害対策課・住宅計画課から、災害に対する県の取り組みについて報告がありました。東京土建の仲間からは、倒壊家屋からの人命救助訓練の経験報告と、災害発生時に地域建設従事者が果たす社会的役割や、災害に「備える」ことに地域建設組合が重要な役割を担っていることが語られました。
後半は、消防署による救急救命講習を行ないました。救急車が到着するまでの時間は平均9分。心肺停止した場合、その間にどれだけ迅速で適切な処置をするかで、命が助かる確率が大きく変わるとのことで、参加者は救命処置の方法について、真剣に学びました。
研修会での取り組みを各地域に持ち帰り、いざという時に力を発揮できる組合作りを進めることが求められます。