一人親方労災 組合で入れば安心
ご存知ですか?
個人でも請負で仕事をする一人親方の場合、仕事でのケガ・病気は、元請の労災保険では補償されません。
神奈川県建設労働組合連合会(神建連)に加盟している、建設組合は「労働保険事務組合」を運営し、建設現場で働く一人親方の事業主が最も多く加盟しています。
労災保険の加入・手続き・万一のサポートは、組合に任せれば万全です。
制度の概要
労災保険特別加入制度は、労災の対象とならない「個人請負」や「一人親方」が、自ら加入して補償を受けられる制度です。
業務上や通勤時の事故などで、負傷や病気になり休業したり死亡した場合、被災者や遺族に対して医療費や休業補償を支給します。
給付内容
- 業務上のケガや病気の医療費は全額無料!
- 休業4日目から、働けるようになるまで、給付日額(任意で選択)の8割を支給!
- 後遺障害には等級に応じて障害年金か一時金を支給!
- 死亡の場合、遺族年金または一時金と葬祭費を支給!
建設組合にするメリット
- 県下46ヵ所に事務組合があり、手続きがスピーディー。
- 年間900件の給付手続きを扱う、確かな実績。
- 専門医との連携で、アスベストなど職業病の労災認定は、神奈川でNo1。
建設組合ならではの活動
「いざ」という時には
医療機関や労働基準監督署、現場の元請企業などにも、担当者が直接コンタクトして、労災が認定されるよう万全のサポートをしています。こうした活動が出来るのは、建設労働組合が母体となって労働保険事務組合を運営しているからです。
特別加入の給付額と保険料一覧
一人親方と事業主は任意で給付額を選びます
加入のポイント
- 実際の収入に応じた、基礎給 付日額を選びましょう(所得を証明する書類が必要となる場合があります)。
- 長期にわたる休業が必要なケガや病気の場合、最低賃金にも満たない給付額では、生活が成り立ちません。
- 障害給付や遺族給付の額にも大きく影響します。
- 一人親方だけでなく、事業主も加入できます。
基礎給付日額 |
実際の給付日額 |
一人親方 の年間保険料 |
事業主(建築業) の年間保険料 |
---|---|---|---|
25,000円 | 20,000円 | 164,250円 | 109,500円 |
24,000円 | 19,200円 | 157,680円 | 105,120円 |
22,000円 | 17,600円 | 144,540円 | 96,360円 |
20,000円 | 16,000円 | 131,400円 | 87,600円 |
18,000円 | 14,400円 | 118,260円 | 78,840円 |
16,000円 | 12,800円 | 105,120円 | 70,080円 |
14,000円 | 11,200円 | 91,980円 | 61,320円 |
12,000円 | 9,600円 | 78,840円 | 52,560円 |
10,000円 | 8,000円 | 65,700円 | 43,800円 |
9,000円 | 7,200円 | 59,130円 | 39,420円 |
8,000円 | 6,400円 | 52,560円 | 35,040円 |
7,000円 | 5,600円 | 45,990円 | 30,660円 |
6,000円 | 4,800円 | 39,420円 | 26,280円 |
*事業主の特別加入は、工事の種類で保険料が変わりますので、詳しくは組合にご相談ください。
*安さを売りにした、「一人親方○○組合」「○○建設部会」という労働保険事務組合が急増しています。「元請から紹介されたから」という方も増えています。
*「ちょっと待って」下さい。建設労働組合が運営する「労働保険事務組合」は、県下最大の実績を持つ、安心の事務組合です。まず、組合に相談を
事業主の皆さん
労働保険(労災・雇用)への加入は、事業主の義務です
形式的な請負契約をしていても、指揮命令があれば偽装請負となります。労働者を守るのも事業主の責務です。
一人でも労働者を使う事業所は、労働保険の加入が義務づけられています。万が一、未加入で事故が起きた時は、補償は事業主の責任となります。従業員には労災給付が行なわれますが、給付された全額が事業所に請求される場合や、刑事罰に問われることもあります。必ず労働保険に入りましょう。
法定外労災の加入も取り扱っています
【事例】木造現場の2階から転落して、37才の労働者が半身不随の重傷。労災保険で医療・療養・障害給付は出ましたが、3000万円の損害賠償を支払うことになりました。事業所は、法定外労災(上乗せ労災)に加入していたので、補償もスムーズに進み、事業主としての責任を果たせました。
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