神奈川県建設労働組合連合会

見解・資料

シリーズ 安心して働ける建設産業を目指して「事業所とのつながり強める試み①」

2018年8月9日

Ⅰ事業所の安全大会に参加

 社保加入適用除外制度を利用した事業所単位での加入が組織構成上も多くなっています。事業所対策が必要とされるなか、組合とのつながりを強めようと新たな試みがはじまっています。

 建設横浜鶴見支部では、労働保険の委託事務をしているI事業所の「安全大会」に組合書記、建設国保の保健師で参加しました。社員60人、協力会社を含め80人の規模の安全大会です。

 組合書記からは、支部での労災事故について、昨年は23件あり、特に墜落、転落や一人親方の事故が多いことが報告され、下請業者も含め「何かあったら組合へ相談ください」と呼びかけました。

 保健師からは、事業所従業員の健康診断結果をもとに、保健指導と建設国保の制度説明を行ないました。腹囲や血圧の高さを指摘されると「オレかも」と、参加していた職人さんたちは興味深く耳をかたむけていました。

 この取り組みを通じ、事業所従業員へ組合と建設国保を知ってもらうとの大きな効果があり、今後のI事業所との強いつながりを作ることとなりました。

 建設国保が、社会保険加入の中で、協会けんぽと比較してもそん色のない国保であり、建設業で働く仲間のパートナーとしての医療保険として育てていくことが大きな課題となっています。

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