神奈川県建設労働組合連合会

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第64回定期大会を開催「建設労働者の要求実現へ強く大きな神建連目指そう」

2018年6月20日

神奈川県建設労働組合連合会は第64回定期大会を6月3日より4日まで、静岡県伊東市「ホテル聚楽」で開催しました。大会には、執行部、代議員、組合参加者、来賓ら計324人が参加し、第64期運動方針、予算ならびに新役員を選出し、団結の力で激動の情勢に立ち向かう決意を新たにする大会となりました。

 仲野会長から「大きな課題が目白押しで、建設キャリアップシステムや労働者供給事業、アスベスト補償基金創設に向けた取り組み、消費税の10%反対、公共工事設計労務単価が支払いを求める運動、そして組織拡大では、第4次三カ年計画で年間1%の増勢を目指して取り組んできました。平和の課題では、戦争できる国を目指す安倍政権と対峙し、3000万署名の取り組みを活発に進めました」とあいさつがありました。

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 来賓あいさつにつづき、建設アスベスト訴訟の西村弁護団長から「早期全面解決へ政治の力に訴えよう」とあいさつがあり、原告の望月さんから勝利まで支援のお願いがありました。全体会の討論では8人の代議員から発言がありました。

 分科会では、基調議案の討論時間を充分に取り、建設キャリアアップシステムや組織拡大課題、平和運動などを討論し、専門部の諸課題について意思統一を行いました。分科会でも活発な討議が行われ、基調議案・分科会議案とも採択されました。

 分科会報告、組織拡大功労組合、特定健診受診促進組合、組合功労者、退任役員の表彰を行ないました。

学習を強め、諸課題をすすめよう

 討論のまとめで吉良書記長は、単組、支部での建設キャリアアップシステムや労働者供給事業の繰り返しの学習を訴えました。

大会宣言では「建設アスベスト被害者補償金制度創設は待ったなしの課題、私たちの賃金実態は横ばいの状況が続いており、賃金・単価の引上げ運動の前進が求められる」「基礎組織の確立のなかで、事業所対策を抜本的に強め、建設キャリアアップシステムへの登録運動を進め、建設技能労働者の処遇改善を目指し、労働者供給事業を通じて、組合と企業の労働協約を広げ、雇用確保と処遇改善の大きな足がかりとしていく」ことを確認し、がんばろう三唱で大会を終了しました。

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