5月30日、県青協主催で「伝統軸組工法の継手と仕口を学ぶ」学習会を開催しました。壁に力を求めず、木組みそのもので家を建てる伝統工法は、同じ建設に携わる仲間であってもほとんど目にしないものです。
今回の学習会では、伝統工法にこだわって仕事をしている、建設横浜青年部の佐久間貴毅さんが講師を務めました。佐久間さんが作製した「丸太ネジ組工法しゃち栓締め」の仕口や、「金輪継ぎ」の継手の実物に触れ、技の結晶である継手・仕口の存在感に圧倒されました。
替え刃ノコギリと、鍛冶屋さんが作ったノコギリの切れ方の比較や、カンナ削り体験で、参加者は最初から最後まで驚きの連続で、目を輝かせていました。